01.25 そうだ、料理をしよう。

昼にカルボナーラを作ったのですが、作ってから食べるまでに間が空いて冷めてしまったので母親が温めてくる、と。そこで「チーズ余ってたから」と言ってチーズを載せて温めてきやがりました。
久しぶりに本気でキレた。
チーズがすべてを台無しにした。均衡が崩れた。死んでしまった。
さて、料理をしない人には理解しがたい理由かもしれませんがどうか解ってほしい。
いや理解できるはずだ。俺の怒りを。

ひとつ、そのカルボナーラは俺の舌が味のバランスを計算してはじき出した俺用の味付けである。
ひとつ、料理とは芸術である。
ひとつ、俺は他人のために料理をせず、全ては己が腹と舌を満たすための“作品”である。

わかりやすく言えば、一筆一筆に魂を込めて描いた絵画にラッカースプレーで落書きをされたようなものである。
その上父親が「スープ系のパスタの方がいい」なんてぬかしやがった。
殺意がわいた。
でも俺はクリームスープを作って再構築しましたとさ。
わあ俺ってば優しい！俺ってば大人！

さてこの怒りをどこにぶつけてやろうか。
こんな時は食べるに限る。それも甘いいものがいい。
そうだケーキにしよう。ケーキを焼こう。そうしよう。

そして十円饅頭を頬張りつつ焼いた22cmのチョコレートケーキ。
「ケーキできたのか？」by父
はぁ？何期待してんだ。お前の分は無い！俺が食うんだよ！！

とはいうものの。砂糖をふんだんにつかった超高カロリーチョコレートケーキをワンホール食すというのは至福であると同時に俺にとってはいまだ至難の技。
3分の1ほど食べた時点で挫折した。
これは確かに美味い。美味いんだが。胸やけがorz

今度はフォンダンショコラにでも挑戦しようかしら。
でもお菓子って料理と違って繊細なんだよね。